SSD搭載再生PC・夢コン は、現在準備中です。
2019/10/03 12:15
パソコンを数台使いこなしたら中古パソコンがおすすめです。
ググると中古パソコンを買うのは「博徒と一緒」などの意見もありますが、それは2010年以前の機種のことで、現在の中古パソコンはスペックを選ぶ”知恵”さえあれば、高性能なパソコンが格安で手に入れる事ができるのです。
デメリットを理解し、メリットを生かせば中古パソコンはいいことずくめです。中古PCのデメリットとメリットをお伝えします。
中古パソコンのデメリット
中古パソコンが良いといっても程度の差があります。
2010年以前のパソコン、いわゆる「XP」「Vista（ビスタ）」以前のパソコンは中古というよりも劣化パソコンといって、中身をいじるのが好きなマニア向けです。
お仕事で使うのなら、デメリットを知って高性能な中古パソコンを選ぶ知恵を身につけましょう。
① 10年以上前のパソコンは選ばない
劣化パソコンだから安いからといって選んではならない。ハードディスクが劣化していたら、もう使い物にはなりません。今なら「Win7」「Win8」時代の64bit中古パソコンが出そろっています。
➁ バッテリーの劣化したパソコン
ノートパソコンは、充放電回数300回などの使用寿命があります。中古パソコンだから以前どのような使い方をしたかわかりませんから、バッテリーの劣化は覚悟しなければならない。
ただし、僕がここ2.3年紹介したパソコンでAC電源を使わず、2，3時間程度ならばバッテリーだけで使用できる中古パソコンばかりでしたが、これは「運」が良かっただけかもしれません。
③ 電池の消耗
パソコン内部には、時計などコイン電池を使っている場合があります。電源につながっていたとしても、中古パソコンの中には、しばらく放置されているものがあるかもしれません。内部の電池の劣化は避けられません。
④ 傷がある
これは中古パソコンでは、新品同様に傷ひとつない状態のパソコンはお目にかかれません。多少の傷は覚悟していただきたい部分です。
ただし、キーボートがテカっている状態は確認してください。特に黒い色のパソコンに多いですが、キーボードのテカリ・印字の劣化は、写真をよく確認して選ぶようにしましょう。
以上のように、10年以上の前のパソコンは選んではダメです。何しろこれからさらに10年間使うのですから、さすがに20年間しっかり動くパソコンはないと思ってください。
車で中古車を選ぶのと似ていますね。さすがに20年物だと、よほど修理が好きな方でないと乗りこなせませんからね。
中古パソコはいいことずくめ！
数台パソコンを使いこなすようになれば、自分の環境に合った中古パソコンを選ぼうかな、と考える時期がやってきます。
初めて使う人にも中古パソコンはおすすめです。2，3台ぶっ壊すつもりで、いじくり倒して使って頂きたいからです。新品だと壊しちゃいけないとビクビク使うから、技術も上がらないんですね。
新型モデルのパソコンや、いろいろなソフトが入っている20万円程度のパソコンより、5，6年落ちの中古パソコンなら、購入してからもさらに10年間は使うことも可能なんです。
それに何といっても、中古パソコンは導入価格が安い。購入価格が新型の5分の１の4万円程度だったら、どれだけ経費が節約できるでしょうか。
個人が家庭で使う場合でも、余った16万円で家族全員で高級温泉旅館に1泊できる金額が節約できるんです。
新型じゃなきゃパソコンじゃないっていう方は、そもそもこのようなページはご覧にならないでしょう。
僕がこれまでパソコン教室を経営してきて、8年間中古パソコンを使い続け、100台以上、中古パソコンを紹介してきて、評判、使い勝手を見る限り、高額な新型パソコンを購入する理由が見当たらないのです。
価格が安いから経費節減できて、そこそこ使えて、使い方を間違えなければ、さらに5～6年間は使い続けられる。
中古パソコンはいいことづくめなんです！
中古パソコンを選ぶ基準
ただし、中古パソコンなら何でもいいというわけではありません！
中古パソコンを選ぶ時のスペックの条件です。
- 最新の64bit搭載のWindows10 現在のバージョンは1903です
- ワードとエクセルは64bitの最新を選ぶ 2010以前は使い物にならない
- テンキー付きを選ぶ エクセルの時使いやすい
- ハードディスクは300GB以上
- USB3.0、若しくはUSB2.0
- カメラ好きな方にはSDスロットもあると便利
さらに、このような機能も付いていると使いやすい。
- メモリ4GB以上２GBは避けたい
- CPUは第3世代以降ならOK
- 無線LAN・有線ランLAN つまりW-LAN搭載
- ディスプレイ出力はHDMIがある
- ACアダプター付属（必須）
- 保証期間がある 最低1ヶ月（30日）
中古PC夢コンでは会社用としても使える最新のMS Office付き（2016・2019）でWindows10バージョン1903を搭載した64bit中古パソコンを4万円以下でご提供しています。
↓ ↓
中古パソコンのメリット
① 価格が安い、経費節減になる
中古パソコンの最大のメリットは、新型モデルよりも安く購入することができる点ですね。100台以上同時に使用している大きな会社は別としても、10台程度であれば、3年ごと更新の法人リースに比べてもお得になりますね。
4万円で6年間使えると、1台当たりのコストが月間費用は実質500円～600円で済むからです。
➁ 余分なアプリが入っていない
ファイル変換ソフトだの、駅スパート、翻訳ソフト、辞書など、本来必要のない余分アプリが入っていないから、サクサク動きます。
③ 初期設定がいらないのですぐに使える
新型パソコンをネットで購入すると、初期設定など自分で行わなければならないのですが、中古パソコンの場合、設定済みだから、そのまますぐに使えます。
Officeも最新のものが入っていれば、向こう6年間くらい楽勝で使えます。
中古パソコンの保証対象外項目
中古パソコンでは、保証対象外というのがあります。
- バッテリーの劣化
- キズ、色合い
- モニター色調の劣化
- メモリの劣化
僕たち「中古PC夢コン」で、仕入れを行う場合、シール後、キーボードのテカリ、色の劣化はチェックできても、バッテリーの消耗具合までは見破れませんので、ある程度の「中古だからしかたない」は、お許しください。
夢コンでは、仕入れた中古パソコンは、動かしてチェックしてモニターの劣化、ネット接続、Windowsが最新のものでない場合、最新の状態にして、MS Officeが正常に使えるのかまで試してからお渡ししています。
中古パソコンとの付き合い方
導入コストの安さと引き換えに、中古パソコン特有のデメリット部分がセットで付いてきますので、自分でメンテナンスを覚えながら、パソコン自体に詳しくなっていけるメリットが生まれると、考えた方が良い付き合い方ができます。
完璧な美人より、ちょっとくらい劣った部分があった方がそれもまた「魅力的」ですよね。
事務で使うのに、パソコンの知識なんて必要ない！と考える人は、初めから新型パソコンを導入してください。
これまで、100台以上の中古パソコンをご紹介してきた中で、実際は何事もなく安定稼働するPCの方が多いです。
すぐに故障した人も1名いらっしゃいました。それは海外製の音楽ソフトをダウンロードした際に、ウィルスも一緒にインストールしてしまった！という人だけでした。
＜僕が運営するパソコン教室の様子＞
この場合、どうしてもウィルスが取り除けなかったので、断念していただきましたが、後の99％の方は、現在でもスムーズにお使いいただいています。
5年以上前に購入された方の場合、今回のWindows7のサポート終了と共に、新しいWindows10への導入を「夢コン」でご利用いただいて、「覚えてくれているんだな」と感謝しています。
中古パソコンと共に、夢コンともお付き合いいただけると、とっても嬉しいですね。
これからのリサイクル社会に向けて
車の場合もそうですが、全員が新車を購入するわけではありませんよね。中古車市場も成り立っています。通勤用に、子供用に、セカンドカー用に、金銭的に、古い型を探しているなんて人もいます。
最近流行りの「いつでも新車に乗れる」はメーカーと乗り手のエゴです。Ｅｃｏではありません。車も一度購入したら20年くらい乗るのが理想です（笑）。
リサイクルについて考える上で、循環型社会を築くことは、とても重要です。
ほしいものを買って使わなくなったから捨てる、パソコンだってそうです。私たちの身の回りには様々な物が溢れ、とても便利な生活をしています。
しかし、この便利で豊かな生活は、物を大量生産・消費し、大量の廃棄物を出すことにもつながります。
そんな状態が続くと、限りある資源やエネルギーが底を尽きてしまうのです。さらに、二酸化炭素の大量排出や地球温暖化によって、環境破壊が始まっています。
これを食い止めるためには、循環型社会を築かなければいけません。天然資源の消費を減らし、廃棄物を再利用して、環境への負荷をできるだけ減らすことが人類に求められているのです。
中古パソコンの再利用は、まさに理にかなった方法なんですね。
