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2019/10/01 12:58
中古パソコン市場が熱い!
パソコンを買い替えたい時、中古パソコンを視野に入れる人が増えています。なぜなら、最近の中古パソコンの性能が高くなり、Microsoftオフィス(以下MS Office)搭載といったワンランク上のパソコンが格安で購入できるからです。
しかし、中古パソコンってネットで検索すると「すぐに壊れるからやめた方が良いよ」って不安を煽られて購入をためらう方もいるようです。
現在もパソコン教室を経営していて、すでに100台以上中古パソコンを紹介している僕が中古PCの実態と6つの選び方、お得感をお伝えします。
東京オリンピックが来年に開かれようとしている現在(2019年)の、中古パソコンの形式は、大人気だった「Windows7」「8.1」のパソコンが主流となっています。
目の付け所としては、Windows7当時のパソコンに最新のWindows10を搭載した、64bitのパソコンなら、スピードも速く、Word・エクセルを使いながらネットを検索するっていうスタイルでも、サクサク使えます。
ただし、1万円以下で買えるパソコンもあるんですが、パソコンの品質自体が10年以上前のものですから、飛びつかない方がよいでしょう。
元がWindows7・64bit搭載のパソコンでWindows10を搭載している中古パソコンを選びましょう。それ以前のパソコンだと32bit型が主流でした。
32bitと64bitの違いについて
32bitと64bitというのはCPU(演算処理スピード)の違いです。取り扱える情報が増えるから大量のデータをさばけるようになります。安いからという理由だけで32bitパソコンに飛びつかないようにしてね。
32bitは「x86」と表記されている場合があります。64bitは「x64」です。
- 32bit版のOS扱える情報量(2の32乗):約42億通り
- 64bit版のOSが扱える情報量(2の64乗):約1844京6744兆0737億通り
購入は家電量販店よりもネットが安い!
そうですね。パソコンを選ぶ時初心者は、家電量販店で店員さんに詳しく説明を聞いてから購入しようと考えています。
でもね、実際に店員さんに詳しく説明を受ければ受けるほど、余分な機能やアプリまで買わされて、結局は「カモ」にされている方も多いんですね。
家電量販店で購入する、最大の理由として「パソコンの設定が自分で出来ないから」という理由が多いそうです。
そういう方こそ、最初に新品を買うのではなく、2,3台ぶっ壊す覚悟で使い方を覚えるために、中古パソコンがおすすめなんですけどね…。
ある程度、パソコンを数台使いこなすようになってくるとネットでの購入も検討してみようかな?という時期がやってきます。
家電量販店でも、中古パソコンは展示してあります。最近はその数も拡大されていますよね。家電量販店での中古パソコンの価格を見ると、だいたい3万5千円~7万円くらいの設定のものが多いです。
それに比較して、ネットでは同程度のものなら更に1割~3割ほど安くなっています。
中古パソコンはすぐに使えるように、初期設定もしてありますから、自分で設定しなくても使えるようになっています。
ネット通販では、お店に対する装飾やらディスプレイ、家賃や従業員の給与もかかりませんから、経費が掛からない分お安くなっているんですね。
それなら、ネット通販の方がお得ですよね。
ある程度慣れてきたら、中古パソコンはネット通販の方が人件費・経費が掛からない分、家電量販店より1割~3割ほど安い。
自宅で年賀状くらいしか作らないんなら、どのOffice製品でもかまいません。しかし会社で使用する場合は、Microsoftオフィスを選ばないと、仕事にならないんです。
MicrosoftOffice付きだからといってすぐに飛びつかない。最新のOfficeを選ぶ。2007・2010のOfficeでは使い勝手が悪く、最新のOffice2016・2019とは別物。
Windows10だからといってすぐに飛びつかない。家電量販店の店頭では、パソコンを起動してもらい、Windowsのバージョンを確認してください。
中古パソコンCPUの選び方
「Windows7」になってから、スピード感も圧倒的に早くなってきましたが、「8.1」では、さらに進化し、Windows10では、これまでと考えられないような速さで起動します。
その大きな源になっているのが「CPU」の発達です。
世界最大の半導体メーカーIntel。2010年代まで主流だった32bitプロセッサ(x86)は、ペンティアム4へ、次第に6bitプロセッサに進化していきます。
そして、2010年を過ぎると、Pentiumセレロン、Corei3へとスピード感が進化していきます。
そして2019年現在の最高峰に位置するのが「Corei9(コアアイナイン)」です。eスポーツのオンライン早打ちゲームでも、キーを押してから0.01秒単位のストレスなく思い通りに操作ができるようになりました。
ファミコン時代の「スーパーマリオ」で、イラついた動きも「Corei9」では全く別物のような操作感を体感できます。
ただし、CPUの性能が高ければそれだけ価格も高いです。
一番大切なのは、自分がどのようなパソコン環境で使いたいかです。
仕事でワード・エクセル・パワポを使いつつ、ブログを更新する、ネットで検索して、必要なものをダウンロードするなどなら、「Corei3」もあれば十分です。
もう少しストレスなくスムーズにしたい方は、「Corei5」がおすすめです。それ以上のCPUは仕事用で使うなら必要はありません。
また、何よりCPUの性能が高いと、毎月行われる「Windows更新プログラム」がスピーディーにスムーズに行われます。
中古パソコンを選ぶ時大切なのはCPUの性能です。
お仕事で使う中古パソコンなら「Corei3」若しくはIntelセレロン1.8G以上がおすすめです。もう少しスピード感を求めるなら「Corei5」のパソコンならストレスなくお仕事用としてつかえます。それ以上だと性能が高い分、価格も高くなります。
パソコンが新型だろうが最新モデルだろうが、所詮、パソコンの使い方を決めるのは「自分の腕(スキル)」なんです。パソコンはいくつもの作業をこなし、自分の財産を作ってくれる道具です。そこにお金をかけるより、他にお金をかけることは一杯あるんです!中古パソコンでも性能で選べば、使える道具になるんです!