SSD搭載再生PC・夢コン は、現在準備中です。

2019/09/16 19:53

パソコンを数台使いこなすし、パソコンのことがだんだんわかってくると、安く済ませることができる中古パソコンも選択肢として急浮上してきます。

最近のパソコンは性能も高いから、中古だとしてもそこそこ使えて、「運」もあるとはいえ、正しく使えれば5~8年間くらい使えるんです。

そこで、中古パソコンを選ぶ時の予備知識を知り、初めて中古パソコンを購入する時に失敗を回避する方法を説明します。

サポート切れのOSを選んではならない!

リサイクルショップやオークションサイトの中には、すでにサポートが終了した WindowsOS が搭載されている中古パソコンが販売されているのが見られます。

販売している側が、わかって売っているのか、購入者側もわかって買っているのか、疑問ですがサポート切れのパソコンをネットにつなぐと、Microsoftのサポートは受けられません。

長期間使い続けるつもりなら、サポート期間が十分残っている Windows 搭載中古パソコンを選びましょう。

  • WindowsXP:すでにサポート終了
  • WindowsVista:すでにサポート終了
  • Windows7:2020年1月14日
  • Windows8:すでにサポート終了
  • Windows8.1:2023年1月10日
  • Windows10:初期型1507すでにサポート終了
  • Windows10:2025年終了予定

Windows10搭載パソコンでも初期の「10」では、すでにパソコンは終了しています。

Windowsライセンスの確認

パソコンを購入する時には、Windowsにライセンス料を支払うことになります。Windowsライセンスは1PCに1ライセンスです。

メーカーパソコンのOSは、OEM版といい、購入したパソコン本体のみにライセンスが与えられています。

パソコンメーカーでパソコン購入した場合、すでにWindowsがインストールされています。これをプリインストールといいますが、製造過程にてすでにライセンス認証が済んでいます。

そのため、ユーザーがライセンス認証をとくに意識することはありません。

現在では、OSのCDロムは付属されておらず、すでにインストール済みになっています。

そのため、不正コピーしたWindowsOSを使用するとライセンス違反になります。

中古パソコンのWindowsライセンス

廃棄したWindows OSが入っているパソコンを、再利用してもライセンス違反になります。

では、中古パソコンはどうしているのか?

マイクロソフト社では、「Microsoft Registered Refurbisher プログラム (以下、MRR) 」では、正規マイクロソフト OEM 製品販売代理店 (以下、「正規代理店」) 経由で再生 PC 事業者へ再生 PC 用正規 Windows OS ライセンスを提供しています。

つまり、ライセンス取得されていない Windows をインストールした PC を販売すると、中古 PC 再生団体および小売業者は、著作権侵害の責任を問われる場合があります。

中古PCライセンス確認方法

Windowsライセンスの確認方法としては、パソコンの裏側に貼られているシールによって確認できます。

Microsoft MRRプログラムシールの確認方法

Microsoft MRRプログラムの確認方法

中古品でも、Microsoftのライセンスが認証されています。

こちらのシールがないパソコンでも、Windowsライセンスを使用できるパソコンもあります。

  • Windows オペレーティング システムの元の COA が PC に貼付されている場合
  • 元のリカバリ メディアまたはハードディスク ベースのリカバリ イメージが PC に付随している場合元の COA に記載されているオペレーティング システムは、その PC に最初にライセンスが取得された Windows のエディションを示すものであること。

64bitパソコンを選ぶ

中古パソコンの中には、32bit(ビット)搭載パソコンと、64bit搭載パソコンが混在しています。

bitとは、コンピューターが扱うデータ(情報量)の単位のことです。

コンピューターは、「0」と「1」の2つの電気信号からなる2進法で構成されています。

1bitなら2通りの組合せ、2bitなら4通りの組合せ、8bitなら256通りの組み合わせで1バイトになります。

32bitなら、2の32乗で約42億通りで、64bitなら、2の64乗で約約1844京6744兆0737億通りと膨大な情報量が瞬時に行われます。

数字上では64は32の2倍ですが、コンピューターが扱えるデータで考えると恐ろしいほどの差になります。

注意点
① 32bit版のWindowsから64bit版のWindowsに引越しやアップグレードをするときには、64bit版のWindowsでは対応していないソフト、ドライバがありますので、あらかじめ調べる必要があります。
➁ 32bit版のWindowsがインストールされたパソコン本体のCPUやマザーボードが64bit版に対応していない場合は、新しい64bit版のWindowsにはアップグレードできないため、注意してください。

32bit版64bit版の経緯

現在の新型パソコンを購入する時、主流は64bit版です。

これから中古パソコンを選ぶ時のために、32bit版と64bit版が普及した流れをお伝えしますので、参考にしてください。

Windows XP
それまでのWindowsは最大でも32bitでしたが、Widnwos XPで初めて64bit版が登場しました。パソコンのCPU、マザーボード、ソフトが、64bit版に対応していないものが多かったので、64bit版は普及しませんでした。

Windows VIST
64bit版に対応できるパソコンが増えてきましたが、主流は32bitでした。

Windows7
世間一般的に、32bit版と64bit版のパソコンが販売されるようになり、主流が64bitになりました。

Windows8、8.1、10以降
64bit版のパソコンが広く利用されるようになりました。
ある程度性能の良い中古パソコンを選ぶ時は、Windows7の時のがいいですね。
今では、Windows7時のパソコンも安く提供されています。

64ビット版か32bit版かを確認する方法

ネットでの購入は、スペックに64bit版か32bit版かが表記されています。

店頭で確認するなら、店員さんにパソコンを起動してもらい、

スタートボタン → 設定ボタンをクリック

Windows設定のウィンドウから、「システム」をクリックします。

Windows設定システム

「システム」をクリックしたら、左側のメニューから「バージョン情報」をクリックします。

Windows10バージョン情報

「バージョン情報」の中の「デバイスの仕様」に表記されています。

Windows設定デバイスの仕様

その他スペックで大切な事

その他にも、中古パソコンを選ぶ時に最低限確認しておきたいスペックについてお知らせします。

DVDドライブ搭載

公官庁や大企業の中古パソコンが、使い込み感が無くて人気らしいですが、そもそも官庁や大企業のパソコンには、「DVDドライブ」が組み込まれていないものが多いです。

「DVDドライブ」を後から取り付けたい場合、4,000~5,000円ほどかかるのなら、最初から「DVDドライブ」が搭載された中古パソコンを選ぶようにしましょう。

また、Amazon なら、2,000円ほどで外付けの「DVDドライブ」が購入できます。

W-LAN搭載

すでにネット環境が整っているなら、LANコードで繋ぐだけでなく、無線(Wi-Fi)でも使える「W-LAN」機能搭載のパソコンを選んでください。

無線LANがないと、ノートパソコンを別の部屋で使いたいときとか、ネットにつなぐために「ルーター」のある場所でしか使えなくなります。

無線LANなら、家の中、事務所の中ならどこからでもインターネットに無線で繋げられます。

事務所用、仕事用として使うならテンキーは必須

Excelで、数字を入力する時は、テンキーが付いていると素早く数字が入力できます。

事務所用、仕事用として使うなら「テンキー」は必須ですね。

【PR】中古PC・夢コンの中古パソコンの特徴
事務所や仕事で使うパソコンは高性能なら中古でも十分活躍できます。スペックはMicrosoft正規品64bit・Windows10最新バージョン1903搭載、最新版Microsoftオフィス・プロダクトキー付2016・2019搭載、CPUはCorei3・Corei5搭載、W-LAN搭載、テンキー搭載のパソコンです。つまり、中古パソコンでも中身は新型パソコン並みです。

中古PC工房・夢コンBASEショップ

中古パソコンで目をつぶるところ

中古パソコンは、前任者が使ったものです。

使い方によっては、天板のキズ、キーボードのテカリなども事前に確認しましょう。

ネットで購入する場合、傷やキーボードの状態も写真で提供されていますので、特にキーボードのテカリのないものを選ぶようにしましょう。

中古ノートパソコンでは、ほとんどの業者が「バッテリー」の保証は付いていません。

ただし、Windows7当時の中古パソコンなら、これまで何十台も見てきましたが、1時間程度ならバッテリーだけで使えるものばかりでした。

クラアントとの打ち合わせなど、外で6時間ほど使いたいという場合には、新型パソコンを選ばないと無理です。1時間程度ならば、中古パソコンでも可能なものが多かったです。