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2019/09/07 11:40

初期のWindows10を買って失敗


最新のWindowsのOSは「Windows10」ですが、Windows10でも初期のままの古いバージョンががあるので、中古パソコンを買う時に、「Windows10搭載!」とあっても、必ず確認しましょう。

同じWindows10でも3年すれば、マイクロソフト社からセキュリティーなどのサポートは受けられなくなるのです。初期のWindows10搭載の中古パソコンを買って失敗した例をご紹介します。

中古パソコンを買う時は「Windows10搭載!」だけで選ぶと失敗します

Windows10初期リリースのサポートが終了!

2017年5月10日、2015年7月末にリリースされた「Windows 10の初期リリース1507」のサポートが終了しました。

同一ベースのWindows 10 のサポートは継続され、2025年10月まで提供されます。

Windows 10の初期のころのサービシングモデルは、シンプルとは言い難く、正しく理解するのが困難です。

Microsoftによるサポートの何度かの変更が、よりWindows10の構成を複雑にしています。

Windows 10を既定の状態で運用していれば、毎月1回以上「品質更新プログラム」が提供され、半年に1度は機能更新プログラムとしてWindows 10の新バージョンにアップグレードされます。

つまり、Windows10は月に1回は、品質更新プログラムによって、セキュリティーの強化、マイクロソフト製品の品質アップや修正を行い、年間2回の大きな機能更新プログラムでWindows10をアップグレードさせていくということです。

Windows10搭載だから買ったのに、サポートが終了していた!なんてことにならないように気を付けましょう。

初期のWindows10を買ってしまうと失敗します!

Windows10バージョン確認方法

中古パソコンを購入する時に、「Windows10搭載!」とあっても、油断してはならないということです。

失敗しないためにも必ず、購入するパソコンが「どのバージョン」か確認しましょう。

バージョンの確認方法

ご使用のWIndows10のバージョンが何であるかは、以下の方法で確認をしてください。

確認方法はスタートメニューから「設定」の中の「システム」をクリックし、左メニューの「バージョン情報」をクリックすると「バージョン」欄の数字でわかります。

バージョン情報1903

これまでのWindows10のバージョン

バージョン名前リリース
10.0
(1507)
リリースバージョン2015年07月29日
1511November Update2015年11月12日
1607Anniversary Update2016年08月02日
1703Creators Update2017年04月11日
1709Fall Creators Update2017年10月17日
1803April 2018 Update2018年04月30日
1809October 2018 Update2018年10月02日
1903May 2019 Update2019年05月21日

古いWindows10をアップグレードできるの?

古いバージョンのWindows10を、新しいバージョンのWindows10にするための、Windowsをアップグレードの方法について説明します。

まず最初に申しておきますが、パソコン初心者には無理です。

まず、それぞれのバージョンのためのドライバやプログラムが必要ですから、「アップデート」を手動で行う必要が出てきます。

最も古いバージョンでは「1607」「1703」の場合、まる1日、若しくは2日間ほど、更新の時間がかかる場合もあります。

それでも、できるのならやっておきたいところです。

スタートボタン → 設定 → 「セキュリティーと更新」をクリック

自動でアップデート、プログラムの準備、インストール、ダウンロードと進みます。

絶対に途中でやめないでください。そのままにしておきます。

ただし、時折、パソコンの更新の状況を見て、「ダウンロード」ボタンが表示されれば、「ダウンロード」をクリックし、「再起動」の表示がある場合、「再起動」します。

更新プログラムダウンロード

最後の「再起動」が行われると、更新したプログラムを構成するために。これも時間が相当かかります。

プログラム構成が完了したら、もう一度、「設定」 → 「更新とセキュリティ」 を表示させ、「最新の状態です」となっていれば、完成です。

これからが大事なんですが、そのすぐ下に、「新しいWindowsのプログラムのダウンロードはこちら」と、表示されますので、そこをクリックして、最新のWindowsにアップグレードができるようになります。

「新しいWindowsのプログラムのダウンロードはこちら」が表示されない場合は、次の「更新アシスタント」を使ってアップグレードする方法にお進みください。

「Windows 10 更新アシスタント」を使い、「Windows 10 Creators Update」にアップデートする方法

Windows10バージョンの「1803」「1809」のWindows10の場合、「更新アシスタント」を使い、最新バージョンである「1903」にアップグレードすることができます。

まず「Windows 10 Creators Update」にアップデートする前の注意点について。

今回のアップデートはマイクロソフトが年に2回程度行っている大掛かりなアップデートになります。そのため、予期せぬ不具合などがパソコンに生じる可能性もないとは言えません。

事前に重要なファイル(写真や動画、オフィスなどのデータ、IEのお気に入り、メールのバックアップ)のバックアップはしっかりと外付けHDDやUSBメモリなどに取っておくことをお忘れなく。

また、会社のパソコンの場合は、必ず会社の指示があるまでは勝手に更新作業を行うことはしないようにしましょう。

そして、以下で解説しているアップデート方法のご利用に関しては、自己責任の下でお願いします。もしも不具合が生じても当サイトでは責任は負えませんのでご了承ください。

可能であれば、後付けのセキュリティ対策ソフトは一度アンインストールしておくと安心かもしれません。以前のアップデートの際に意外と不具合報告が多かったです。

更新アシスタントのダウンロード方法

まずは「Windows 10 Creators Update」にアップデートするために、マイクロソフトの公式ページから「Windows 10 更新アシスタント」をダウンロードしましょう。

以下のリンク先の【今すぐアップデート】をクリックすることでダウンロード可能です。

「今すぐアップデート」をクリックして進めます。

いまでも行われているWindows10無償アップグレード

起動中のソフトなどは極力終了させ、データの保存作業も行っておきましょう。外付けHDDやUSBメモリなど、外部媒体はできるだけすべて外しておきましょう。

更新時間の目安

Corei3、セレロンレベルのCPUの場合「2時間~4時間」

Corei5の場合、「1時間~2時間」程度かかります。

ノートパソコンの場合はバッテリー切れにならないように、必ずコンセントにアダプターを挿して作業を行ってください。

更新アシスタントの使い方

【今すぐ更新】をクリックすると、「Windows 10 Creators Update」への更新作業が開始されます。

更新アシスタント画面

互換性のチェックが入ります。問題がない場合は【次へ】をクリック。

ここで問題がある場合、「更新アシスタント」は使用できません。特にHDD容量が足りない場合は、この機能は使えません、あきらめましょう。

更新プログラムチェック

更新プログラムの準備が開始されます。右下のボタンで最小化して作業を行うことも可能です。

最初から最新バージョンの中古PCならうれしいですよね

初期のWindows10搭載の中古パソコンを買って失敗しないためにも、最新のWindows10のバージョンに設定済みのパソコンを選ぶようにしましょう。

中古PC工房「夢コン」 では、最新のWindows10バージョンに設定し直したパソコンをお届けしています。

中古パソコンを仕入れる時、ほとんどの卸元ではWindowsのバージョンが古いままで出荷されています。

そのままだと、Windows更新・アップデートがうまくいかないトラブルに見舞われてしまいます。

パソコンのことが詳しくない事務所でも、最新バージョンならスムーズに更新が行われるようになるからです。